株式会社極楽湯
スーパー銭湯「極楽湯」を全国に37店舗(直営22店舗、FC15店舗)展開する強さの秘訣は、独自のマーケティング技術による投資効率の良さと、お客様に愛されつづける時代に合ったデザインです。そしてその集客力の高さに裏づけされて、グループ全体が高成長を遂げています。※店舗数は平成24年1月現在のものです。ご了承ください。
出店候補地の立地分析、及び商圏ポテンシャル算出において、業務効率を向上させることが必要不可欠となっていました。また、店舗数の増加に伴い集積された各種データの有効活用のためにGISの導入を検討しました。各メーカーの機能・データ及び価格を比較検討した結果、必要とされる機能とデータを網羅し、操作が容易であること、そして、納得できる価格を兼ね備えたTerraMapに決定しました。
出店ミスは取り返しがつかない…
だからこそエリアマーケティングで立地を厳選
現在、全国に約400ヶ所あると言われている“スーパー銭湯”と呼ばれる施設は、将来的には全国で1,000ヶ所ぐらいになると推測されており、極楽湯様も積極的な店舗展開を行っています。しかしながら、本事業は投資額が7∼8億円と多額であり、競争も激化しているため、いかに投資効率を高めるかが重要なポイントとなっています。そのために極楽湯様では、徹底したエリアマーケテイングにより出店立地を厳選し、ローコストでの店舗作りを実践しながら、着実な出店を進めています。スーパー銭湯は投資額が大きくリスクが大きいので、出店ミスは後で取り返しがつきません。だからこそ、極楽湯様では企業経営の最重要戦略のひとつに商圏分析を掲げているのです。
立地調査から競合店分析まで
TerraMapが商圏情報のデータベースに!
まず1次判断として、国勢調査や家計調査のデータを使い候補物件をふるいに掛け、続いて2次判断として、実測により近いドライブ商圏での分析をしています。さらに競合店情報を地図上に落とすことにより、競合店影響度の推定にも役立てています。店舗の商圏をただ分析するだけではなく競合店のデータも加味することで、より的確なマーケティングを実現しているのです。また、極楽湯様の社員間でTerraMapがエリアマーケティングの情報データベースとなっており、分析結果をExcelやPowerPointに貼り付けられる為、プレゼンテーション資料の作成の際にも活用しています。
極楽湯様は、人と自然を大切に思い、温浴事業を人の心と体の「癒しの場(感動の場)」と位置づけ、全国に「癒しの場(感動の場)」を「極楽湯」の名称で展開することにより地域の方々にご利用頂き、もっと社会に貢献したいと考えております。