来店促進の効果を高めるには?重要ポイントや具体例を解説します!

オフライン施策 , 店舗運営 / 集客 , 販売促進
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店舗の売上をアップさせるためにはまず、より多くの顧客に来店してもらうこと。
好立地なのになぜか集客率が悪い、サービスの質は悪くないのに売上が伸びないといった問題点があるときに求められるのは、来店を促す仕組みづくりです。
ここでは、来店を促すために意識しておきたい重要ポイントを具体例と共に解説していきます。

顧客の来店を促すことが売上アップに繋がる


店舗の売上や業績を上げるためには、来店促進を効率よくおこない、多くの顧客に足を運んでもらうことがポイントです。

売上を増やすために客単価を上げる手段もありますが、店舗の利益ばかりを考えて商品の値上げをおこなうと、顧客が納得できず不信感を招く原因になります。また、売上アップに繋げるために不特定多数の顧客へ向けた宣伝などで店舗の認知度を上げようとしても、関心を持ってもらえず来店されなければ購買には繋がりません。

そこで、まず「顧客が店に来たいと思う魅力や特徴」を発信するなど、顧客の来店を促す施策が求められます。顧客来店数を増やしながら併せて販促をおこなうことで、効率よく店舗運営ができるようになります。

来店促進をおこなうときに意識したいポイントとは?


顧客への来店促進をおこなう際に、以下の3つのポイントを意識しましょう。

ポイント①:自社の存在を認知してもらう

顧客に来店を促し販売促進に繋げるためには、店舗と会社の存在を知ってもらうことが大前提です。店舗や会社の認知度を高めるための方法として、折り込み広告やポスティング、看板、Web広告といった不特定多数の顧客の目に留まる販促を実施して、幅広い層に認知してもらえるように働きかけましょう。

店舗や会社の名前を覚えてもらうためにも「どんなお店なのか」「どんなサービスをおこなっているのか」「どんな特徴があるのか」など、目的を持って認知度を高められる施策を取り入れることです。
店舗や会社の存在を知っている層が増えてきたら、その中で特に自社への関心が高いターゲット層を絞り込み、ターゲットを意識した来店促進の施策を実施します。

ポイント②:競合との「差別化」で自社の印象を深める

周囲に競合が多く、来店を促すのが難しい場合でも、他社との違いを上手にアピールすることで数ある企業の中から自社を選んでもらえる確率が高まります。

他社との違いとは、自社ブランドの特徴をアピールするだけでなく、「この店には他と違う何かがある」「この店でしか得られない体験がある」といった「特別感」を顧客に抱かせることが重要です。顧客へのアピール方法として、FacebookやTwitterなどのSNSを活用した口コミ投稿や、LINEによるユーザとの交流を通じて特別感を演出するマーケティング手法も選べます。

ポイント③:「”今”店に”行ったほうがいい”」という意識を刺激する

顧客の「今、店に行ったほうがいい」という意識をどれほどうまく刺激できるかが、顧客の来店促進に繋がります。そのためには、顧客が求めるサービスや商品がある、店に行くと得する・楽しい、など「来店することでメリットが得られる」とアピールする必要があります。例えば、日時を限定したお得商品やサービスを紹介するなど、店舗に訪れることで得られるメリットを挙げて顧客へアプローチして、店に行きたいという意識を刺激します。

来店促進に使えるアイディア3選


ここでは、来店促進に使えるアイディアを3つ紹介していきます。

O2Oマーケティングを取り入れる

O2O(Online to Offline)とは、アプリやWebサイトといったオンラインから、店舗などオフラインの場へ顧客を誘導する来店促進施策です。インターネットが浸透しており、オンラインで情報収集してから目的の店舗へ行くユーザが多いのが現状であるため、オンライン上での施策も有効な来店促進策の一つです。例えば、スマホアプリでクーポンを配布する、ネット限定での割引券を発行するといったように、お得感があるオンライン上でのアプローチを通じて実店舗への来店を促します。

ポイントカードを配布する

顧客の入店数を増やすにはリピーターを増やすことも大切で、ポイントカード制を取り入れるなど、リピーターの来店促進に繋がる企画が有効です。店舗でポイントカードを提示すると利用実績に応じてポイントが加算されるため、ポイントによる恩恵を得るために、顧客が再来店する確率が高まります。

ただし、ポイントカードを取り入れている店舗や会社はたくさんあり、ポイントサービスのお得度を見極める顧客の目も養われているため、顧客が求めるサービスを精査する必要があるでしょう。また、近頃はデジタル化に伴いポイントカードもアプリに移行するケースが増えています。

店舗や会社のアプリを制作してポイントカード機能を付けることで、顧客のポイントカード導入に対するハードルが下がります。併せて、セール情報や先行予約、保証の延長などポイント以外の特典を用意してリピート率の向上に繋げます。

ちなみにポイントカードの配布は、会員登録を促すことで顧客情報を収集する手段にもなります。一石二鳥のメリットがあるので積極的に利用しましょう。

SNSでの積極的なアプローチ

インターネットの利用率が高まっている現代だからこそ、インターネットサイトやSNSでの積極的な情報発信で新規顧客の来店を促しましょう。

SNSなどを利用した情報発信では、販促だけでなく、自社の個性やサービスの特徴を効果的にアピールできるため、競合店との差別化もでき、顧客の興味や関心を惹きつけやすくなります。店舗や会社に関するさまざまな情報を発信することで、顧客が人間性を感じるようになり、親近感や好意を持つと「この店に行ってみたい」という気持ちが強くなります。

顧客の満足度を高め、店舗とより強い繋がりを持つ「ファン」になってもらうことで、来店を促すだけでなく他店舗への浮気も防げます。

まとめ

売上アップを目指すためにも、顧客の来店数を増やすことが大切です。
まずは潜在顧客へお得なサービス情報を発信するなどして関心を引き、店舗の認知度を高めます。
ありがちな店と認識されないようオリジナリティのある店舗運営をおこない、競合店との差別化を図ることも必要です。
その上で、ポイントカードの導入や積極的な情報発信によってリピーターを増やし、購入率アップを目指しましょう。

商圏分析で市場を把握。新規出店の調査がスムーズに。

タグ : 出店 店舗 集客
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