デモグラフィックデータでマーケティングの精度が上がる!基本知識を解説

エリアマーケティング , 顧客・データ分析
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デモグラフィックデータは、マーケティング施策を進めるための基礎的なデータのひとつ。マーケティング施策の精度を上げるために、ターゲットのデモグラフィックデータを収集・分析することは重要です。

今回は、デモグラフィックデータの基礎的な情報、似たような用語であるサイコグラフィック・ジオグラフィックとの違いなどについて紹介していきます。こちらの記事を読むことで、データ・用語の基本的な概念について理解できるでしょう。

マップマーケティング社が提供するマーケティング用デモグラフィックデータはこちらのページでご覧いただけます。

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マーケティングに活用される「デモグラフィックデータ」とは?


デモグラフィックデータとは、人口統計学的なデータのこと。「デモグラフィック」は人口統計学という意味を持つ単語であり、

  • 年齢
  • 性別
  • 家族構成
  • 所得
  • 学歴
  • 居住地域
  • 職業

などが該当します。

顧客情報を分析して得たこれらのデモグラフィックデータは、マーケティングと販促施策を進める際に、施策自体の精度向上や目標数値の基準、PDCAサイクルを回すための基礎的なデータとなるでしょう。

デモグラフィックデータは入手しやすい

デモグラフィックデータは、総務省統計局が提供するe-Statと呼ばれる政府統計ポータルサイトから取得できます。そのため、データの取得難易度はそこまで高くないでしょう。ITツールで分析するためにはデータ自体を加工する必要がありますが、有料データの場合はツールの販売元や関連企業が加工して提供しています。より使いやすいデータを求めている場合は有料データの使用がおすすめです。

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また、目的に合わせて企業が独自にアンケート調査をする場合も、匿名性を担保してアンケート内容を組むことでデモグラフィックデータを収集するハードルは下げられます。

サイコグラフィック・ジオグラフィックとの違いとは?

  • サイコグラフィックデータ
  • ジオグラフィックデータ

上記の二つはデモグラフィックデータに似ていますが、示している内容は全く異なります。

この二つ今回紹介しているデモグラフィックデータの違いは下記の通りです。

  • サイコグラフィック:心理的なデータ
  • ジオグラフィック:地理的なデータ
  • デモグラフィック:人口統計学的なデータ

ここではサイコグラフィックデータとジオグラフィックデータは具体的にどう違うのか簡単に説明します。

サイコグラフィックデータは、心理的なデータを意味しています。つまり、顧客・クライアント・ターゲットとなる消費者の価値観、趣味趣向、習慣、固有の興味・関心などが該当します。

一方でジオグラフィックデータは、地理的なデータを意味しています。英語表記の場合、「Geographic(地理的な)」「Data(データ、情報)」となり、地域の特性や人口密度、地域の自然条件、気候などが該当します。

それぞれが異なる指標であるサイコグラフィック・ジオグラフィック・デモグラフィックデータを切り口に三方向からデータを収集・分析することで、より詳しい顧客層を把握できます。詳細な顧客層の把握によって、マーケティング施策の精度を向上させられるでしょう。

デモグラフィックデータの活用方法

デモグラフィックデータはマーケティング施策で、どのように活用できるのでしょうか。

  1. 購買層の分析
  2. プロモーション手段の選択
  3. 未開拓の顧客の発見

ここでは、上記3つの視点での活用方法について紹介します。

活用方法1:購買層を分析できる

デモグラフィックデータは、商品を購入した顧客層の分析に活用できます。分析結果によって、マーケティング精度の向上を図れます。

購買層は、POSや顧客管理ツールの運用で分析できるでしょう。自社の商品/サービスを購入した顧客はどの年齢層なのか、男女のどちらが支持しているのか、単身層とファミリー世帯のどちらが多く購入しているのかなどの情報は、「自社の商品/サービスを求めている顧客層はどんな層か」を把握することにつながります。

活用方法2:プロモーション手法を選びやすい

デモグラフィックデータを上手に活用すると、プロモーション手段を選択しやすくなります。自社の商品やサービスを利用している顧客のデモグラフィックデータを把握することで、その顧客層に適したプロモーション媒体が明確になります。

例えば、高齢者であれば新聞折込やポスティング、20~30代の女性であればYouTube、Twitter、Facebook、InstagramといったSNS媒体で情報訴求をするなど、ターゲット層が関心を持ちやすい媒体の利用によって、より効果の高いプロモーションが可能となるでしょう。

活用方法3:想定していない顧客層を発見できる

デモグラフィックデータは、既存顧客以外の想定していない顧客層を把握し新規顧客を開拓するためにも活用できます。新規サービスのリリース時、想定していた顧客層には売れなくても、別の顧客層にはよく売れるということは少なくないでしょう。

例えば、10~20代女性に向けた商品やサービスが、実は30代の男女に多く購入されていた場合、そのままもともとのターゲット属性に合わせてマーケティングを行っても売上向上には繋がりません。この場合、データから「売れやすい」という実績が生まれた「30代の男女」の顧客層をメインとするマーケティング施策に切り替えて、推し進めるべきでしょう。

もちろん、他の切り口としてサイコグラフィック・ジオグラフィックデータも分析することは必要ですが、もしどちらも同じ条件でデモグラフィックデータだけが当初の企画とはずれていた場合、施策自体の見直しやマーケティングの軌道修正をしたほうがよいでしょう。

まとめ:デモグラフィックデータを切り口に分析

  • デモグラフィックデータは、年齢・性別・家族構成などの人口統計学的なデータ
  • 類似の用語にはサイコグラフィック・ジオグラフィックデータもあるが、どれも分析の切り口として把握したほうがよい
  • それぞれのデータを把握して分析に活かすことは、マーケティングの精度向上に繋がる

顧客の年齢・性別・家族構成などのデモグラフィックデータをはじめ、サイコグラフィック・ジオグラフィックデータを把握して分析することで、企業のマーケティング活動をより効果の高い施策にできます。まずは入手しやすいデータである、デモグラフィックデータの分析から始めてみてはいかがでしょうか。

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タグ : ジオグラフィックデータ データ分析 分析手法
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